2011年11月29日火曜日

週刊現代「なんなんだこの空気は」で…

今週発売の『週刊現代』(12月10日号)、日垣隆氏の連載「なんなんだこの空気は」の中で、なんと小社『ランナーズ手帳』をご紹介いただいております。(ありがとうございます!)

 
日垣隆氏には、近刊『つながる読書術』をはじめ、多くの著作がありますが、今回の記事では、そんな多忙な毎日を管理するための、氏の手帳術(の一端)も垣間見られます。
『ランナーズ手帳』の活用法もふくめ、ぜひご一読を! 

2011年11月24日木曜日

『ランニング・スタイル』に『ランナーズ手帳』が

11月22日発売の『ランニング・スタイル(2012年1月号 Vol.34)』(エイ出版社)に弊社『ランナーズ手帳 2012』が掲載されています。ありがとうございました。

ちなみに今回の『ランニング・スタイル』の特集は、「ランナーのための お悩み解消 ベストアンサー60」。『ランナーズ手帳 2012』の監修者、牧野仁コーチも回答されていますので、ぜひご一読を。

2011年11月22日火曜日

ずかんプランクトン

今日は、先日創刊になった「ずかん」シリーズのお話。シリーズといってもまだ1冊目が出たばかり。それが『ずかんプランクトン――見ながら学習、調べてなっとく』(11月4日発売)。


プランクトンというとみなさんは何を思い浮かべるでしょうか? ミジンコ? ゾウリムシ? ミドリムシ? 関係ないですが、ミジンコというとなぜか坂田明を思い浮かべてしまいますね(年がばれる?)。坂田明はジャズミュージシャンですが、ミジンコ研究家としても有名です。

それはともかく、本図鑑では小学校の理科で習うようなものだけではなく、さまざまな美しいプランクトンをたくさん紹介しています。たくさん紹介しているようですが、世界には実際もっと多くの種類がいます。本図鑑では、みなさんが近くの川や海で採集したプランクトンを調べやすいように、代表的な種にしぼって紹介しています。ぜひ親子で楽しんでいただければと思います。

2011年11月18日金曜日

ポップで振り返る知りサイ100巻の軌跡-015

最近はスズメを見なくなったなあ、と思っていたら、先日こんなニュースが載っていました。「スズメ、20年で6割減少か 都市部での子育て難しく」(asahi.com)。以前は、テラスなどで食事をしていると、スズメがあたりをうろちょろしだすといったことがままあったような気がしますが、確かにそんな光景も減ったような気がします。
というわけで、今回は、『生物いまどき進化論――都市化がもたらす人工サバイバル』(藤本和典・著)です。
スズメにとっての受難は、やはりニュースにもあるように住宅構造の変化が大きいようです。
本書にも、屋根瓦(のすきま)をもつ建造物の減少にともない、極度の住宅難に陥っているスズメの苦難が書かれています。さらに東京などでは、ワカケホンセイインコ(もともとはペットだった)の勢力拡大により、巣作りに大変支障をきたしているようです。
こうした身近な生物が、私たちのまわりでどのように生活しているのか? 都市化によって、当の人間たちも「住みにくくなった」などとぼやいていますが、生き物たちにとってはどんなものなのか? 意外に「快適都市ライフ」をおくっている生き物や、厳しい都会の暮らしに(スズメのように)うちひしがれる生き物たちなど、本書にはさまざまなお話が登場します。現代都市における生き物たちのサバイバルする様子を、どうぞお楽しみください。

2011年11月15日火曜日

ランナーズ手帳が「お願い!ランキング」で第1位に!

昨日放送された『お願い!ランキング』(テレビ朝日)の「意外と知らない2012年 最新便利手帳ランキング!趣味編」にて、なんと弊社『ランナーズ手帳 2012』が堂々第1位にランキングされました(パチパチパチ)ランク付けをしてくれたのは手帳の達人、舘神龍彦さん(一部では「手帳王子」とも・・・)


だいぶ涼しく(というより寒く)なってきましたが、これからジョギング・ランニングをはじめてみようという方も、フルマラソンを目指して日夜トレーニングに励んでいる方も、A6サイズで持ち運びにも便利な『ランナーズ手帳 2012』をどうぞよろしくお願いいたします。

2011年11月14日月曜日

東京マラソン

先日、ちょこっと手帳の話題をいたしましたが、その中に『ランナーズ手帳 2012』というのがあります。実は編集子もノリで来年の東京マラソンにエントリーしていたのですが、なんと(意に反して)当選。速やかに記憶の彼方、忘却というお城に閉じ込めていたのですが、冬将軍に追い立てられ、天守閣から手をふる姿に、もう知らん振りもできまい、ということで走りはじめました。


さっそく『ランナーズ手帳』に記録を、と思いましたが、ウィークリースケジュールは11月末から。なんだ、まだあせることはないかとも思い、「トレーニングガイド」を読んでみると、なんとすでにレース前の「強化期」にはいっていなければならない時期であることに気づきました。
まあ、いまさらあせっても仕方ないので、とりあえず、年間スケジュールのページなどに「東京マラソン」(2月26日)などと書きつけながら、これからのトレーニングメニューを夢想し、来年のマラソン大会の予定を手繰っております。

というわけで、まあ「東京マラソン」はお祭り気分で参加、本格的(?)フルマラソン参戦は、『 ランナーズ手帳』とともに一年間地道なランニングをこなし、あらためて考えてみたいと思います。(『風が強く吹いている』(三浦しをん)を読んだばっかりに、なぜか走れる気になっている自分がいるのがちとこわい。関係ないですが、同作者の『舟を編む』もおもしろいのでおすすめです!)

2011年11月9日水曜日

ポップで振り返る知りサイ100巻の軌跡-014

「田中最先端研究所(所長:田中耕一)の 佐藤孝明グループリーダーらは 米国のDaniel J. Capon(ダニエル・J・カポン)氏らと共同で、抗体が持つ「抗原との結合能力」を100倍以上向上させる基礎技術を開発」したそうです。

抗体といえば、一般的にY字型のモデルでその構造を表しますが、通常の抗体はそのくびれ部分(ヒンジ部)に自由度がほとんどありません。そのため抗原を捕捉できる位置が「点」であり、抗原と結合する能力が限られていたのですが、今回の研究では、抗体のヒンジ部に人工関節のようなバネ状構造を挿入することで、抗原結合部位に大幅な自由度を与える「可変抗体」を、化学合成により作成する方法を確立したとのことです。「点」から「面」へ、いや「立体」的な捕捉能力を得た抗体は、抗原に結合する能力を100倍以上向上できるのだとか。(詳しくはリリースをご参照ください)

これにより、将来的には、血液一滴からがんや成人病等を早期発見できる画期的診断システムの構築、さらには、最近注目されている抗体医薬の能力向上などに役立つことが期待されるとのこと。いやあ楽しみです。

というわけで、本題。 血液といえば、『とっても気になる血液の科学――からだのスミからスミまで大活躍』(奈良信雄・著)です。





血液は、私たちのからだにとってかけがえない臓器ですが(って、そもそも血液って臓器なんですか? というあたりが編集子の無知っぷりを示していますが)、普段そんなに意識している人は多くないかもしれません。しかし、人の血液型が気になるように、とっても気になる存在ではあるわけです。
血液の中身や役割もさることながら、血液検査にも注目です。いまや血液検査でいろんなことがわかってしまいます。昨夜あなたがこっそり食べたケーキのことも(いや、わからないかも)。本書(2010)が書かれた時点では「血液検査でわからない病気」に分類されている「多くのがん」も、上記の田中最先端研究所の研究のおかげでわかるようになるかもしれません。

この機会にぜひどうぞ。

2011年11月2日水曜日

ポップで振り返る知りサイ100巻の軌跡-013

東京在住の方ならご存知でしょうが、池袋にあるサンシャインには、水族館があって、なんとそこにはペンギンがいます。都内でペンギンが見られる!ということで行ってみましたところ、想像と全然違うペンギンの群れがいました。そのとき、自分の大好きなペンギンは「コウテイ(エンペラー)ペンギン」なんだと知りました(そう、映画にもなった南極に住むやつです)。

ペンギンにもいろんな種類がいるんだ! というあたり前のようなことにいまさら気づき、それではとペンギン尽くしの一冊『やっぱりペンギンは飛んでいる――拝啓、ホントに鳥ですか?』で詳しく調べてみると、コウテイペンギンのように南極に住んでいるペンギンはごくわずかで、種類によっていろいろな場所に生息していることがわかりました。しかもカワイイばかりじゃないってことも……。
ペンギンはいったい何種類いるのか? ペンギンはなぜペンギンと呼ばれているのか? などなどペンギンの達人がすべて答えてくれる本書。水族館や動物園、映画やキャラクタグッズでペンギンに興味をもった瞬間から、あなたにとって必携の一冊となること、間違いありません。
(ちなみに、サンシャイン水族館のペンギンはケープペンギン。都内では上野や品川でも見られます!)